2008年03月11日

株式ってどうなの

株式に向いているか?それを判断する材料はいくつかあります。株式に向かない人には2タイプいると言われています。まずひとつ目は資金が足りない場合、もうひとつは性格的に向いていない場合とがあります。株式は損失を被る可能性があるため、余剰資金で運用することが基本です。ローン返済が滞ったり、住宅ローンがスタートしたばかりの人は、現在は資金的に余裕があるかもしれませんが、安定してはいないでしょう。株式に失敗したときには苦しくなります。

株式は性格的に向き不向きがあります。株式は冷静な分析力と大胆な行動をともに必要とするものです。要するに自分をコントロール出来ない人はやらないほうがいいでしょう。具体的には極度に心配性な人、何をやるにも他人任せな人、極端に見栄っ張りな人、ハプニングに弱い人などが当てはまります。

株式は性格的に向いていても、食事や旅行など、お小遣い稼ぎという程度の欲望のためだったらやめたほうがいいでしょう。株式市場に参加している投資家の多くは真剣であり、本職です。中には人生をかけている人もいます。そうした人達に安易に立ち向かって勝てるはずがありません。

株式を始める前は株は恐いものと考える人が多いのですが、銘柄が決まって買い注文を出す時点になると怖さはどこかに忘れ、株は必ず儲かるという錯覚を覚える人が多いのです。

株式を実際におこなうと、買値が1円でも下がるとそれだけで「明日暴落するのではないか」と恐れるが、1円でも上がると「明日には2倍になるのでは」と妙な期待を抱くこともあるようです。ちなみに日本株では値幅制限というものがあるため1日、2日で買った株価が2倍になることはほとんどありません。

株式の解説書では、毎日の株価の変動に一喜一憂する必要はないと書かれていますが、それはちょっと無理な話です。株式を始めておこなう人にとって、毎日の株価に一喜一憂することは仕方がないことなのかもしれません。今、株式で成功している人もこのような経験を積んで変わっていったのです。あせる必要はありませんが、いつまでも毎日の株価に一喜一憂していると、市場の雰囲気に流されて不要な売買を繰り返し【勝てない投資家】になってしまう恐れがあります。




Posted by せいん at 01:21 │株式

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